ニュージーランドの自転車ルールとロードバイク事情【サイクリング】
はじめに
大自然の中、自転車でひとっ走りしたい!
誰もが思うことですよね。
でも....
そもそも、ルールが違ったりする?
そんな悩みを解決します^^
ニュージーランドに行ってきました
先日、ニュージーランドのクライストチャーチに行ってきました。
残念ながらロードバイクでひとっ走り....はできませんでしたが、サイクルショップ巡りをしたことと、沢山のロードバイカーを見てきました^^
日本と季節が真逆で冬だったこともあり、自転車で出かける人は少ないだろうな〜と思っていましたが、意外と沢山のロードバイカーを発見しました。
また、日本のようにママチャリが普及していないので自転車を日常的に使う人っているのかな?とも思っていましたが、意外と、いるんです!
ニュージーランドの自転車とは?
ニュージランドではほとんどの人がカッコイイバイク!に乗っていました。
マウンテンバイクが主流ではありますが、ロードバイクも多いです。
大通りを歩いていると、ビューン!と後ろから抜かされたりしてテンションが上がりました。(笑)
また通勤通学に使う自転車も、ロードバイクが多い印象でした。
何より、スーツ(っぽい服)で(パソコンが入っていそうな)四角いリュックを背負い、サングラスとヘルメットでロードバイクに乗る通勤お父さんはめちゃくちゃかっこよかった....。
ニュージーランドでのママチャリはというと、後ろにでっかい荷物入れが付いてます。(笑)
カゴ付きは、売ってることは売ってるんです。
ただ、1週間の旅行の間で見かけることはできませんでした.....
ちなみに、先ほどのカゴ付き自転車の画像はAction bicycle clubというお店です。
可愛いウェアやおしゃれなバイクが沢山ありました。
ロードバイカーの服装は?
日本でロードバイクに乗っている人といえば...
通勤通学、買い物などに利用する人などもいますが、ウェアを着てロードに乗っている = 「走り」に行ってる人ですよね!
ニュージーランドではそもそもママチャリのようなものが存在しないので、「走る」ために自転車に乗っているのかどうなのか、判断が難しかったです。
ちなみに、レーパンにサイクルウェアというロードバイカーは少しだけ見かけます。
主なロードバイカーは、ジャージのような運動着にリュックを背負う出で立ちだったように感じます。
サイクルコースは?
都市部では、大体の道に自転車道が設けられています。
また都市から離れると、サイクルトレイルというコースも設置されています。
都市以外に行かれる場合はツアーに参加してみてもいいかもしれません^^
自転車のマナーについて
今度はマナー編です。
ロードバイクに乗る方は、マナーに関してとっても敏感だと思います。
日本での「マナー」に関する記事は、以前ツイッターでアンケートを取ったことがあります。
www.roadbikejoshi.com
ですが、ニュージーランドは「自転車」に対する意識が高く、日本で規制されていないことが法律で決まっていたりするんです。
ヘルメット着用は法律で決まっている
ニュージーランドでは、ヘルメット着用が法律で義務づけられています。
3000ドル以下の罰金があるそうです。
通学中の制服を着た学生も、通勤途中のスーツを着たお父さんも、全員ヘルメットを装着していました。
日本では法律では決まっていませんよね。
やはりヘルメットをつけているか、いないかは、安全への意識が高いか判断するポイントの一つです。
必ず左側走行をしジェスチャーサインで配慮し合うロードバイカーより、右側通行でライトなしで向かってくるおばちゃん(偏見)に、ヘルメット着用を義務付けてもらいたいものです。
ライト2つ点灯することが法律で決まっている
マウンテンバイクで道行く人、通学中の人、通勤中の人、全員が必ずライトをつけていました。
日本では「ちょっと買い物に行く」だけの人や、「酔っ払いのおっちゃん」は、ライトすらつけない人を見かけますよね。
自転車は軽車両!!という認識が日本より浸透しているのかもしれません。
また、前方と後方のライト2つを付けることも法律で義務づけられているそうです。
目立つ服を着用しましょう
ニュージランドは日本と違い、大自然の中のサイクルトレイルが多いです。
夜間にライトをつけていても、目立つ服を着ていないと危険です。
1人走行でもジェスチャー(手信号)をしましょう
大通りで走っているロードバイク、マウンテンバイクを見かけたときに、一人で走っているのに曲がるときにジェスチャーをしているのを見て、驚いたんです。
日本でも、複数人で走るときは後ろの人に合図を送るため身振り手振りで合図をしますよね。
ですが、本来は車にも合図を送るため、1人走行の際もジェスチャーをした方がいいのは事実です。
ニュージーランドでは、わたしが見た限りでは曲がる際1人でも手を横に出すジェスチャーをしている方を見かけました。
すごくいい光景だな〜と思ってほっこり。
日本は車道が狭いこともあり、自転車は軽車両扱いであるのにもかかわらず、自動車の方からの批判も多いです。
道幅が広い外国の車道だからこその譲り合いなのかなと思います。
自転車って借りれる?
街中には、無人のレンタル自転車があります。
1日借りると20NZドルほどで、街中の他のレンタル自転車スタンドへ返すことができます。
ギアもついているようで、街乗りにはちょうどいいですね!
レンタカー巡りもいいかもしれません^^
サイクルショップ巡り
また、サイクルショップにも行ってきました。
その中から3店舗を、紹介したいと思います!
1. Chain Reaction New Zealand
かどうかは、分かりません。(笑)
あの有名な通販サイトの実店舗なのかは、分かりません。
でも「チェーンリアクションサイクルズ」っていうフルネームまで同じでした。
ここのお店はかなり整頓されている印象で、ウェアも揃っておりロード、マウンテン、子供用、器具なども様々なものがありました。
2. Evolution cycles(https://www.evolutioncycles.co.nz)
こちらはエヴォサイクルショップ。
ハグレイパークの西側にある、少し離れたお店。
このお店はマウンテンバイク推しの印象でした。
ウェアもメンズ主流で、ウェアよりバイクが沢山並んでいました。
3本ローラーはありませんでしたが、固定ローラーが売られていて、見本に乗って遊びました。(笑)
3. Outdoor Adventure Gear Online in New Zealand | Torpedo7
こちらはtorpedo7というお店。
先ほどのエヴォサイクルショップからも近く、サイクルショップがアウトドア用品のお店がたくさんあるエリアのようです。
また、どこのお店もそうでしたが、ニュージーランドではお店の名前のロゴが入ったウェアや靴下、ドリンクホルダーなどのグッズがありました。
日本のサイクルショップはブランド化されていない印象が強く、海外のブランド物を売っている印象なので、それぞれのサイクルショップにブランド名があるのは新鮮でした。
他にも、サイクルショップでのお土産購入品については、こちらにまとめております!
www.roadbikejoshi.com
まとめ
ここまでニュージーランドの自転車事情について書いてきました。
日本のようにママチャリが普及していないことに加え、シティサイクル用自転車までも少ないのが、とても印象的でした。
日本で頻発する「盗難」も、少ないのかもしれませんね。
またニュージーランドへ行く際は、盗難問題やマナーについてなど、アンケートしてみたいなぁと思っています。
以上が、ニュージーランドのロードバイク事情でした。