初心者が意識すべきロードバイクのフォーム【痛くならない方法】
はじめに
ロードバイクに乗るとき、意識する場所はどこでしょうか。
初めて乗って見たときは、まず痛みを感じるかもしれません。
● お尻が痛くなるのを改善したい
● 体のどこに体重をかければいい?
● 意識するポイントは?
といった、かなり基本的なことから説明していきます。
基礎中の基礎かもしれませんが、きちんと理解して意識することが大切だと思います。
【ロードバイクのフォーム】3点でバランスをとる
ロードバイクはご存知の通りサドルの位置がかなり高いです。
こちらではママチャリとの違いを説明しました。
ママチャリのハンドルとサドルの位置には上下に差、一方ロードバイクは、ハンドルとサドルがほぼ水平に位置していますよね。
それにより、体重のかかる位置が変わってきます。
ロードバイクではドロップハンドルを握ると、体重が前にかかります。
前傾姿勢をとることで、体重をハンドル・サドル・ペダルの3点で支えていることになります。
一方ママチャリは、ほぼお尻で体重を支えているため、座った状態から太ももの力で推力を作ることは、太ももの筋トレになってしまいます。
ロードバイクが 作られた目的は、極限まで早く走るため・無駄な労力をできるだけ使わないためです。
最も合理的な自転車の合理的な乗り方を意識すれば、楽になるはずです。
注意すべき点は2つです。
ポイント①ハンドルに体重をかけすぎない
ハンドルに体重をかけ、肘をぴーんと張った状態を長時間保ってしまうと、肘や手のひら、指の付け根が痛くなります。
手が痛くなることに関しては、初心者でなくても長時間のライドで起こることですので、より注意が必要です。
● 軽く肘を曲げて前傾姿勢をとる
● 手のひらに体重をかけすぎない
また、ずっと同じ体勢でいることも腕や手への負担が大きくなります。
ドロップハンドルの利点は、握る場所が多いことですよね。
● こまめに握る場所を変える
ことも大切です。
ポイント②ペダリングを意識する
ペダルを回すとき、「漕ぐ」ことを意識しすぎないことが重要です。
漕ぐのではなく、勝手に回るペダルに足を乗せるような感覚です。
ただ自転車は漕がないと動かないので、もちろん漕ぐことは必要ですが、必要最低限だけで大丈夫です。
足が下に行くまで漕ぐのではなく、12時から3時の位置だけを漕ぎましょう。
【ロードバイクのフォーム】体全体で漕ぐ
ロードバイクは体全体で漕ぐ有酸素運動です。
こちらにも書いていますが、普通の自転車とは違いロードバイクはしなやかな筋肉をつける有酸素運動です。
太ももの筋トレをするものではないので、毎日坂道を何十キロも登らない限り太くはなりません。
できるだけ負担なく速く遠くへ行くために改造されてきた自転車です。
一部の筋肉を意識するのではなく、それぞれの位置に負担がかからないちょうどいいポジションで走ることが重要になってきます。
1日で200キロ走る方も、初めは痛かったと思います。
要するに正しい知識と慣れが痛みを軽減し、楽に走れるようにしてくれます。
ポイント番外編・ウェア
ウェアを身につけずして痛みは軽減されません。
もちろんレーパンとグローブなしに走ると、お尻と手が痛くなることは事実です。
もしレーパンを履かず、初ライドで痛いと悩んでいるなら、それはクッションがないためです。
Amazonのベストセラー商品を張っておきます。
男性用ベストセラー商品
こちらは男性用インナーパンツ。
レディースベストセラー商品
スカートが付いているのは個人的に愛用しています。
たまにレーパンだけの方も見かけますが、本気の方が多いように感じますね。
私が使っているのはこちら(下)。
これは本当に痛くならず、消耗も少ないので、長く使えると思います。
私はこの上にスカートを履いています。
先日実はビブショーツを買ってみたんです。
また使ってみようと思います。
まとめ
意識するポイントをまとめてみます。
【意識する大まかなポイント】
① 3点でバランスをとる・・・ハンドル、サドル、ペダル
② 体全体で漕ぐ・・・筋肉を意識しすぎず最も楽な位置を探す!
③ ウェアで痛みを軽減する・・・楽に漕ぐため
【ハンドルに関してのポイント】
● 軽く肘を曲げて前傾姿勢をとる
● 手のひらに体重をかけすぎない
● こまめに握る場所を変える
【ペダリングに関してのポイント】
● 「漕ぐ」を意識しすぎない
● 12時から3時の位置だけを漕ぐ
● 太ももをあげる、もしくは勝手に引き上がる感覚
以上が、初心者が意識すべきフォームの内容です。
読んでいただきありがとうございました^^